HGシリーズで発売されたメッサー。機体設定が他のガンダム世界の機体と比べて大きく、存在感は1/100スケール並。大きな機体は装甲の隙間がおもちゃっぽく萎えてしまうことが多いですが、HG仕様の密度でありながらも、装甲の隙間から見える部分にもちょっとしたディテールが加えられているなど見え方もうまく考えられていて、おもちゃっぽさは感じません。

素組みのHGメッサーF01型

全体的に図太く表面積が多いためか、標準的なMGアイテムよりも重く感じます。その重さも相まって、手に持ったときに相当の存在感と充実感。この充実感は、他のガンプラではなかなか得られないものです。

HGメッサーF01型
HGメッサーF01型

【手を入れたポイント】

・パーツ全面を600番のヤスリがけ、細かい部分はデザインナイフでカンナがけして、つや消しの風合いにするとともに、ウェルドラインやヒケを消しています。関節やライフルなどのグレーのランナーは柔らかいプラ素材で、面倒なヤスリがけやカンナがけをしなくても、メラミンスポンジで磨いてあげれば十分につや消しになります。
・こぶしはキットのものが大味すぎたので、ビルドナックルズに変更。プラの成型色が同じなので、全く違和感なしでした。接続の軸が細くて無改造では腕に付けられないので、ランナーの削り屑を溶かしてパテにし、軸を太らせました。また、ライフルを握るこぶしは、こぶしとライフルのグリップ両方を削って調整後、接着しています。
・モノアイは、キットでは紙シールで再現する方法が採用されているので、ウェーブのHアイズに変更。キラリと光るように、Hアイズの裏側は瓶色に塗装しています。
・気になる部分の部分塗装と、リアルタッチマーカーのブラウンで墨入れ。墨入れ後はメラミンスポンジで磨いて色をなじませています。

【使った塗料】

・タミヤアクリル:XF-3 イエロー(顔と肩のパイプ部、スカートのスラスター部)
・タミヤアクリル:XF-63 ジャーマングレイ(スカートのスラスター部)
・GSIクレオス Mr.カラーアクリル:104 ガンクローム(モノアイの裏側)
・GSIクレオス ガンダムマーカー リアルタッチマーカー リアルタッチブラウン1

【キット以外に使ったパーツ】

・こぶし→BANDAI HG 1/144 次元ビルドナックルズ(丸)
・モノアイ→WAVE H-EYES3ミニ(ピンク)2.2mm


Back to Top